巻き爪とは
巻き爪とは、爪の端が内側に巻き込んでくる状態のことです。その多くは足の爪に発生します。痛みが起こるだけでなく、歩き方や姿勢が悪くなるため、ひざや腰の痛みの原因となることもあります。
当院では超弾性ワイヤーによる巻き爪の治療を行っております。
使用する矯正具は、ニッケル、チタン合金に特殊処理をほどこした合金製です。強く曲げた状態でも数カ月以上にわたり強い回復力を発揮し、巻き爪の形を少しずつ矯正します。ワイヤーをつけたまま運動、入浴ができます。
通常1回の矯正で1~2か月持続し、これを2,3回繰り返します。
- 爪の状態や伸びるスピードには個人差があり、矯正期間、回数は目安です。
治療費
自費診療になります。(現在のところ日本で健康保険の使える爪矯正具はありません)
例えば…
両足、親指の矯正をすると、初回は、9,300円。
2回目以降は、7,200円になります。
矯正治療の期間
普通は、矯正を開始して数日で痛みが軽くなります。
あまり歩かない人は、爪の先端が平らになれば痛みが取れますので治療を中止できます。ただし、再発を防ぐためには、根っこ近く1/3~1/2くらいまで矯正する事をお奨めします。
立ち仕事、山歩き、スキー、スノーボード、テニスなど足の指に負担のかかる事をする場合には、爪の根っこまで充分に矯正する必要があります(爪の成長速度により2~3年間かかります)。